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2018阪神ドラフト ⑨
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78 名前:匿名さん:2018/09/30 14:29
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「育成のカープ」の根源は…ドラフトの基本方針は、野手ならば方の強さと足の速さを重要視し、投手ならば大学生と社会人は主に即戦力、高校生は3~4年後を見据え高身長など素材重視。高校通算本塁打数など結果は試合数の違いや球場の大小もあるため参考にしないが、苑田スカウト統括部長は「性格を見る」と能力以外での重要ポイントを明かす。
各地域の担当スカウトは随所で性格把握の糸口を探る。鈴木誠也(2012ドラフト2位)や田中広輔(2013ドラフト3位)の獲得に携わった尾形スカウトは「体の強さ」を求めた上で「1球目から振りに行けるか、打たれた時どういう態度を取るか」という。
松本スカウトは獲得に携わった西川龍馬(2015ドラフト5位)を例に、「(所属した社会人チーム・王子の)監督にもよく練習するって聞くし、カープは練習できる体がないとついて行けない。1人でもやるタイプと聞いていた。」選手の人間性を把握するため、何度も足を使って金の卵発掘に努めた。
15年5位だった西川の場合、ほれ込んだ先の“先取り”が奏功した。柔らかいバットコントロールは松本スカウトが重要視する一つの「野球センス」にも当てはまっていた。