NO.12900111
どうなる?大谷
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964 名前:丸太の鷹:2012/11/11 21:07
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「空白の一日」についてですが、ドラフト会議4日前に鈴木龍二セ・リーグ会長に長谷川実雄巨人代表が顧問弁護士を連れて、「ドラフト前日には協約上で完全に空白の一日になっている。巨人が江川と契約しても問題ないだろう」と打診しています。(全て当時)鈴木会長の返答は「それは常識的に明日のドラフトの準備のための一日として認めているのであって、その日に選手契約ができる、それが有効だなどと考えている者は一人もいない。法律的には理論があるかもしれない。しかし、空白の一日は、ドラフト制を敷いて以来、各球団が守っていることだ。野球協約上ではそんなことは駄目なんだ。」と却下しています。巨人はそのようなやり取りを鈴木会長とした上で江川と契約した、ということは知っていてもらいたい事実です。
最終的に金子コミッショナー(当時)の裁定は、契約を認めず、理由として「プロ野球関係者は、プロ野球の発展を期するためには、野球協約の片言隻句に固執することなく、大局的見地からその制定の精神、改正の趣旨に立脚した判断をしなければならない。(以下略)」と指摘しています。
私は以上のことから協約違反だったと思っています。
ドラフトに関しては、指名する球団、指名される選手どちらにも良いルールを作るのはなかなか難しいことだとは思います。ドラフトの難点は、FAで補完するのが現実的ではないでしょうか。