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ドラフト制度を考えるスレ

0 名前:匿名さん:2009/11/05 00:30
巨人がまた、逆指名制度復活を願っているみたいですけど、
あなたの意見を聞かせてください
72 名前:匿名さん:2010/05/02 13:19
まあドラフトは我々を楽しませるためだけにするわけじゃないからね
73 名前:匿名さん:2010/05/05 16:49
全順位抽選にしろ
74 名前:匿名さん:2010/05/06 01:22
パ・リーグを見ていると、ドラフト制度はチーム成績にあまり影響していない様に思う。
チーム運営が、成績につながっているのでは ないでしょうか?
75 名前:匿名さん:2010/05/06 01:29
>75 です
肝心のドラフト制度は、全順位抽選が良いです。
なぜなら、各球団が獲得したい選手が判りやすいからです。
76 名前:匿名さん:2010/05/07 07:14
現状のが一番バランス取れているんじゃないかな
77 名前:匿名さん:2010/06/09 02:19
>>63
「大型新人○○君獲得のために優勝目指すぞ!オー!!」

なんか違う気がする・・・
78 名前:ホークス:2010/06/09 07:48
現状が一番だと自分も思いますね!

高大社一括ドラフトもプロからの選手の力量がわかりやすいしコストを抑えれるしね

選手も入りたい球団はみんなあるだろうけど聞いていたらキリないし一局集中しちゃうし一般就職に比べて高い契約金や年俸貰ってるからある程度我慢をしてもらわないと
79 名前:メイショウタツノリ:2010/06/09 07:54
実施時期を9月末にしてほしい。学生にとって少しでも早く進路が決まるのはいいことだろう。高野連も9月末希望だし。
80 名前:匿名さん:2010/06/09 08:58
25才以上の社会人(入団拒否経験のない)は逆指名でいいと思うわ。
81 名前:匿名さん:2010/06/09 11:59
交流戦の順位を ドラフトの順位にすればいい
どこが強いのか 一番わかりやすいと思う
現状のドラフトだとパリーグがセリーグより圧倒的に強いのに セパを交互に指名するのはおかしい
セの一番強い巨人でさえ 真ん中くらいでしょう セのヤクルト 広島 横浜は ダントツで負けているし
セ、パでは戦力差があるので ドラフトは 交流戦の順位が いいと思う。
82 名前:匿名さん:2010/06/09 12:54
昨日全米ドラフトあったけど、貧乏ナッツが去年ストラスバーグとったのに、今年また全米1位でブライス・ハーパーまでとって金かかりまくりだな
83 名前:匿名さん:2010/06/09 13:10
でもメジャーは全体のドラ1位って毎年成功例が少ないんですよね。入団で大金を手に入れるから勘違いしちゃうんでしょうか?
84 名前:匿名さん:2010/06/09 18:11
>>83
メジャーリーガーの大半はドラ1だよ。そしてほとんどが3巡目以内に指名されてる。あと15巡目くらいまでは時々いるが、それ以外は余程の努力家か、何か特別売りにできるものがあるか、学業優先してたか、余程の田舎かどれか
85 名前:匿名さん:2010/06/09 18:19
>>83
あっ、全体1位の話ですか。
ここ15年くらいだと全体1位は04年のブッシュ以外は全員成功してますよ
86 名前:匿名さん:2010/06/09 21:01
>>81
交流戦だけ強いパリーグ不利。優勝してもペナント最下位の球団もあるのに。
87 名前:匿名さん:2010/06/10 03:13
【こんな制度はいかがでしょう。】

プロ志望届け提出時に「希望球団」を明記する。 記載球団は何球団でも可能。
希望球団以外は指名できない。「4順目までは指名できない」等の制限付が理想。
ドラフト当日、会場内で各球団別の「指名希望選手名簿」を配布する。

候補選手にもそれぞれの思いがあり、極端に希望が集中することもないと思います。
現状でも、入団した選手が指名順位通りの活躍をしているわけでもありませんし・・・
選手の希望が判るのが、ドラフト当日のため指名の確約などできません。
88 名前:匿名さん:2010/07/07 04:39
≪ 下 記 熱 望 ≫
●全順位抽選 ●25歳(大卒4年目相当)以上は、ドラフト対象外「自由契約可能」
89 名前:匿名さん:2010/07/07 07:38
交渉権の金銭や人的トレードによる譲渡を可能にすること。
90 名前:匿名さん:2010/07/07 12:07
例えば過去に江川投手と小林投手のトレードがありましたが、こういう形をドラフト制度に導入してもいいと思いますね。
ドラフトはあくまで抽選。但し交渉権獲得後に希望球団へトレード。失う球団はトレード選手は主力を含めて自由に選択できる。
本人が希望する球団がどうしても欲しい選手ならトレードするでしょうし、そこまで必要なければ主力放出してまで獲得には向かわないでしょう。
指名された選手も希望球団はあっても、プロに入る以上レギュラーを目指すわけで、球団にあまり必要とされていないなら指名球団にすんなり入団するでしょうしね。
91 名前:匿名さん:2010/07/07 12:27
入団後トレードだと契約金は指名球団が払うことになるから、90のような交渉権の譲渡がいい。
92 名前:匿名さん:2010/07/07 12:27
入団後トレードだと契約金は指名球団が払うことになるから、90のような交渉権の譲渡がいい。
93 名前:匿名さん:2010/07/23 13:06
12球団の戦力均衡を目的とするなら、指名巡を交流戦の順位にすればいいんじゃないか?
と、ふと思った。
94 名前:匿名さん:2010/07/23 13:07
12球団の戦力均衡を目的とするなら、指名巡を交流戦の順位にすればいいんじゃないか?
と、ふと思った。
95 名前:匿名さん:2010/07/23 21:47
FAでの人的保障は廃止する。
FAや外国人を他球団から獲得した場合は次の年の指名権を旧所属球団に譲渡すること。
96 名前:MMA:2010/07/23 22:13
まず指名順を完全ウェーバー制にする。そしてオールスターを1戦だけにしてドラフトのリーグの指名優先権と日本シリーズの本拠地の権利を賭ければいいんじゃないかな。
97 名前:匿名さん:2010/07/23 22:34
ドラフト指名権の譲渡は一位クラスを二人獲得することです。
そうなると、一位クラスの契約金等々を用意しなければならないです。
選手をとられるの球団は経営が苦しいところが大いから、かえって迷惑じゃないのかな。
それなら、金銭補償の方が良いと思います。
98 名前:匿名さん:2010/07/23 22:56
完全ウェーバーとか逆効果だよ。アメリカ球団が倍以上から日本だと3巡目クラスまで1位になるから採用してるだけ。
日本でも別に横浜なんかも良い選手とってるし、現状が一番
99 名前:匿名さん:2010/07/23 22:57
>98
契約金って上限1億ですよ?
もしその金額が捻出できないのであれば下位選手でも数千万は契約金で必要ですのでその下位選手何名かの獲得を見送るだけ。
問題ないでしょう。
100 名前:匿名さん:2010/07/23 23:27
下位指名選手が活躍して王者に君臨する巨人を見ると、制度よりも待遇が良すぎる上位指名選手の扱いを何とかした方がいいと思う。
例えば、新人は全員契約金なしの育成枠からスタートとか。
101 名前:匿名さん:2010/07/30 23:16
クジで外れた球団は2位か3位を優先的に指名できるようにすれば、多少は平均化すると思う。
下位球団がクジ外した場合は2位だと恩恵がないので、3位の優先権も選択できるようにして。
102 名前:通行人:2010/10/16 13:28
 ドラフト制度の必要性を考える。

 新人選手獲得に際してのルールの策定において、大きく二つに区分できると思います。すなわち、「自由競争」と「ドラフト」です。

○自由競争
<利点>
 選手に球団選択の自由がある。
<欠点>
 過度な獲得競争(ex契約金の高騰等)を招く恐れがある。
 新人選手の戦力集中が起きる可能性がある(2010年で言えば斎藤・大石・澤村が1球団に入団するような)。

○ドラフト
<利点>
 過度な獲得競争が防止できる。
 新人選手の分散化を図ることができる(何処の球団もそれなりに新人選手による戦力補強を図ることができる。
<欠点>
 選手には球団選択の自由は無い。

 それぞれの利点・欠点は当然の如く表裏一体になるわけです。
 これの折衷案として生れた制度の一つが逆指名制度であり、大学・社会人のドラフト1位レベルの選手にのみ、球団選択の自由を与えるというものでした。
 しかし、この制度においてもやはり、過度な獲得競争が発生し、裏金問題の発覚がありました。また、噂レベルでは「逆指名には裏金があって当然」という考えを選手(およびその周辺の人物)が持っている、というのもまことしやかに言われていました。
103 名前:匿名さん:2010/10/16 13:30
さて、ここからは私の推測も入ってくるのですが、特に球団経営者側がドラフト制度を基本的に支持している理由は、勿論球団経営をなるべく安定させたい(新人選手獲得に多額の資金を使いたくない)という一方で、2リーグ12球団制度を守りたい、という思いがあるものと考えます。

 自由競争になれば、やはり新人選手の獲得競争が起きるでしょう。
 新人選手の実力はわからないとは言え、それでも現在の指名順位と将来的な活躍度にはそれなりの相関があります。資金力の無い球団にはドラフト下位級の選手しか入団してこなかったら、やはりプロ野球球団としての体を成さないことにもなりかねません。
 その場合、例えば身売りが行われるでしょう。これにより、より球団経営に積極的な企業の参加があれば、それは喜ぶべきことです。
 しかし、球団の譲渡先がなければ、球団の消滅あるいは合併ということもありえます。
 数年前に話題となった1リーグ10球団制という話が出てくることも想定しなければなりません。

 すなわち自由競争を謳うなら、2リーグ12球団制というものに固執しない、球団の消滅・統合も許容する、という覚悟が必要だと思います。経営者にもそういった「自由」があるのです。

 私が、たとえ新人選手の球団選択の自由を奪ったとしてもドラフト会議を支持する理由はここにあります。すなわち、2リーグ12球団制を安定して維持するためにはドラフト会議が必要である、そのために(多少消極的ではあるものの)ドラフト会議による新人選手獲得ルールの策定を支持しているのです。
104 名前:通行人:2010/10/16 13:33
自由競争についてさらに話を広げるのなら、日本プロ野球機構に対する球団加盟のハードルについてももっと下げる必要があると考えています。球団の消滅・合併の可能性を考えるなら、別途に新規参入の「自由」も必要でしょう。
 フランチャイズ球場の確保,一定以上の選手保有数そして球団経営を金銭的に担保する最低限の基準さえ満たせば、逆に12球団ではなくもっと球団数が増えても良いでしょう。
 これはJリーグを見てみれば、何となくわかるでしょう。Jリーグチームの経営危機に対してJリーグ本体は何もしません。潰れるものは勝手に潰れろ、代わりはいくらでもいる、というスタンスです。しかし、その「代わり」を確保するために『プロサッカーチーム』としての門戸は非常に広く取っています。

 ただ、これをやるにはプロ野球はこれまでの歴史が長すぎます。ここまでの抜本的改革にファンがついていけるのでしょうか。理想ではありますが、少々無理があるようにも感じます。私がドラフト会議を「多少消極的ではあるものの指示する」といった「消極的」になる理由はここにあります。
 自由競争にするなら、今までの歴史、日本プロ野球機構の体制を根底からひっくり返す覚悟と必要性があると考えます。それが本当に出来れば申し分ないとは思うのですが。

 「母体企業の入れ替え・活性化」を主張する方がいらっしゃいました。その主張は実にご立派です。それならドラフトで訴えるべきは「自由競争」でしょう。そこからプロ野球機構の体制をひっくり返す必要性を訴えるべきです。
 ドラフト会議さらに言えば完全ウェーバーとは、資金的に苦しい球団であっても安定して新人選手を入団させることができ、それによって球団を保ちやすくする(≒2リーグ12球団制を維持する)という制度なのですから。
105 名前:通行人:2010/10/16 13:34
さて、ではドラフト会議はどうあるべきかについて考えてみましょう。

 大きく分けて2つあるでしょう。すなわち、くじ引きと完全ウェーバーです。
 くじ引きには、かつて導入されていた「指名順を事前にくじ引きによって決める」ということも含めます。

 完全ウェーバーの利点とは何でしょうか。完全ウェーバーを主張する人のほとんど、いや全ての人と言っても良いのでしょうが「戦力均衡」を看板に掲げます。

 しかし、過去のドラフト会議を見てください。「ドラフトの目玉」がその通りに働かなかった例、下位指名からの活躍、果ては育成ドラフトからの新人王とドラフト時の評価と、実際の活躍度の乖離の例はいくらでもあります。
 ドラフトを利用して球団間の戦力均衡を果たそうとすれば、ドラフト時の評価とプロ入り後の活躍度合いに一定以上の相関性がなければそれを果たすことはできません。
 12球団においてペナント順位の下位ほど厚く、上位ほど薄く新人選手を配置させることができるでしょうか。そんなことは誰にもできません。
 それほど新人選手の実力の見極めは困難なのです。

 例えば、ドラフト会議において新人選手を7人も8人も指名するのは何故でしょう。その上に育成選手まで獲得するのは何故でしょうか。それだけ、新人選手の将来的な活躍度を見極めるのが困難であり、ある程度たくさん獲得して、数年かけて実力の見極めとふるいにかける作業が必要だと、プロ野球球団が考えていることが明々白々ではありませんか。
 完全ウェーバーで戦力均衡が図れるほどに、新人選手の実力の見極めが容易なら、1球団あたりの新人選手の獲得は今の半数くらいでも十分事足りるはずでしょう。
 なので、新人選手の配分で戦力を均衡させようなどというのは、少なくとも現状では夢のまた夢なのです。
106 名前:通行人:2010/10/16 13:35
では次に考えるべきは何でしょうか。
 プロ野球がスポーツであると同時に、興行であることエンターテイメントであることを考えれば、やはりファンの視点を無視するわけにはいきません。
 繰り返しになりますが、ドラフト会議をやる以上、ペナントレース終了時にある程度の結果が見えているドラフト(=完全ウェーバー)が盛り上がるでしょうか。
 ドラフトによって選手の権利を奪うなら、それと引き換えにファンには(できるだけ)面白みを与えるべきではないでしょうか。
 なので、ファンが楽しめるドラフト会議の手法として「くじ引き」を推奨し散るのです。

 私なら、最下位までくじ引きのほうがよっぽど楽しめます。
 余談ですが、例えば印象的なのは池山ですね。2位で3球団重複しました。その「外れ2位」も近鉄は吉井、巨人は香田となかなかの面子を指名しています。これはこれでドラフトのドラマです。

 まぁ、そこまでマニアに対応する必要は無いは思うので、せめてドラフト1位、目玉選手の行く末については、12球団のファンがなるべく公平に夢を見れるような制度を作り上げるべきだと主張するのです。

 その制度の一つとして、「指名権の譲渡やトレード」というものは案としては認めています。ただ、これを主張するなら当然の如く「戦力均衡」などというデタラメな看板は下げていただきたいと思いますけどね。

 そして戦力均衡を語る上で欠かせないのがFAです。
 プロ野球選手としての実力の見極めがついた選手、特に球団の柱になっている選手がFAであるいはその前年にポスティングで移籍してしまった場合の球団の戦力は著しくダウンします。
 FAで国内移籍ということになれば、その2球団間の戦力格差は、その選手2人分生れるのです。
 現在のプロ野球において、戦力の不均衡を招いている大きな要因の一つにFAがある、という事実を認めるべきです。

 戦力均衡を訴えて完全ウェーバーを主張する人々が、同時にFA短縮を訴えるのを見ると、本当に何が主張したいのかわかりません。
 戦力均衡を言いたいのなら、FA移籍禁止くらいの、これまた大胆な主張でも繰り広げて欲しいものです。

 以上が私の「くじ引きドラフト推奨論」です。
107 名前:匿名さん:2010/10/16 13:45
現制度で全く問題ない気がする!

希望をきいてしまうとやはりそりゃ人間だからたいていは人気チームとか強いチームに入りたいから偏ってしまう
108 名前:通行人:2010/10/16 14:25
<完全ウェーバーをめぐる最下位争い>

 十分にありえるでしょうね。
 「選手や監督は自分のチームが負けてしまえば自分の将来や契約に響くから」「スポーツ選手は本能的に負けることを好みません」などと言うのは、プロ野球の歴史をもう一度見直すべきでしょう。

 まずチームの勝ち負けですが、これまでのシーズン終盤においては「勝敗を度外視した選手起用」というものが多くありました。
 消化試合になったら、主戦力の外国人選手が帰国してしまう。あるいはべテラン選手は体力的なことを考えてスタメンから外す。来年・再来年を考えての若手選手の起用。
 こういうものは事実上の「敗退行為」です。しかし、ここで負けても目に見えた利益はありません。なので、こういった行為はこれまで許容されてきたのです。

 ここにドラフトが絡むとどうなりますか?
 オーナーあるいはフロントから「今シーズンの査定基準はここまで。以降の試合は勝ち負けにこだわらなくて良い。ドラフトを考えれば負けたほうが嬉しいくらいだ」と言われれば、少なくとも監督は安心して上記のような選手起用ができるのです。
 八百長とは言わないまでも、「勝つ確率を下げる」ことくらいは容易にできます。
 よって、ペナントレースの順位争いの状況によっては、非常に微妙な選手起用というものは容易に起こりうるでしょう。

 しかし、選手にそれ(プレーとしての敗退行為)を求めるのは無理があるでしょうね。プレーにおけるグレーゾーンの行動というのは非常に困難だと思います。
 ただ、「スポーツ選手は本能的に負けることを好みません」というのは事実でしょうが、しかしプロ野球選手は時として勝ち負けを度外視した(負けることも厭わない)行動を取ることもあるということを忘れてはいけません。

 ホームラン王を争う時の敬遠合戦。首位打者が欲しいがための試合欠場、盗塁王争いに絡んでは「わざとボーク」・・・いずれも確率的な話から言えば、負ける確率を高めるものです。こういうことを平然としてきたのがプロ野球選手だ、ということを忘れてはなりません。
109 名前:通行人:2010/10/16 14:35
<交渉権トレード再考>

 もう一度考えてみたのですが、交渉権トレードの利点は何でしょうか。
 発案者の方は「選手の希望をかなえる」ということを書かれていたようですが、本当でしょうか。

 ただ私はアメリカで行われている交渉権トレードの実態をよく知りません。あくまで私の想像で書きます。

 まず、交渉権トレードというのはあくまで球団主導で行われるものではないでしょうか。選手がどこに行きたいか、以前の問題として、その選手をそこまでして欲しい球団とは何処なのか、ということが一番重要になると思います。

 A選手がいて、A選手を交渉権を有しているB球団があります。でもA選手が希望する球団はC球団。勿論、B球団はC球団に交渉権トレードの交渉を持ちかけるでしょう。
 ところがここに、C球団の提示した条件よりも良い条件を提示したD球団が現れたらどうでしょう。
 B球団は別にC球団に指名権をトレードする義理は無いのです。どうせ入団してくれないならと、D球団に指名権をトレードするかもしれません。
 勿論、B球団が1年かけてでもA選手と交渉するとして、最初から交渉権トレードに応じないことも考えられます。

 そう考えると、この交渉権トレードはあくまで各球団間のドラフトツールでしかなく、そこに介在する選手の希望というのもはそれほど大きくは無いと考えられます。

 これはこれでいろいろドラマを生む制度ではあるでしょうが、少なくとも「選手の希望をかなえる」という利点を期待するのは少々無理があるのではないでしょうか。
 そんな中途半端なら、自由競争のほうがよっぽど良いのではという意見が出てくると思いますね。
110 名前:匿名さん:2010/10/16 18:19
>Jリーグチームの経営危機に対してJリーグ本体は何もしません。潰れるものは勝手に潰れろ、代わりはいくらでもいる、というスタンスです。

Jリーグはクラブの破綻を未然に防ぐためにリーグがクラブ経営に対し指導・介入している。
また試合安定化基金を使って融資なども行っている。
今現在、経営難に陥った大分にはリーグの試合安定化基金から6億の融資が入ってる。
また譲渡先が見つからなかった東京VはJリーグが保有して存続させている。
111 名前:通りすがり:2010/10/17 13:04
ドラフト権、交渉権のトレードについて質問が出ているようですから回答します。

>選手がどこに行きたいか、以前の問題として、その選手をそこまでして欲しい球団とは何処なのか、ということが一番重要になると思います。

これは自由競争であってもドラフトの制度がどんな形であっても同じでしょう。例えば昨年入団の長野選手は大学卒業時にも巨人入りを熱望していて巨人に指名のチャンスがあったのに日本ハムの4巡指名を受けるまで指名をせず、長野選手は社会人入りしています。巨人が当時、長野選手に高い関心を持っていなかったからでしょう。ドラフト上位の指名権を長野選手に使って他の選手の獲得が出来なくなるという犠牲を払う気が無かったから大学卒業時に長野選手は巨人入り出来なかったのです。

ドラフト権、交渉権のトレードが認められれば、特定の球団が例えば澤村投手を欲しいならば1巡上位の指名権を持つチームと交渉して指名権を譲って貰えば良いのです。当然代償は必要になりますがどんなに大きな代償を払っても良いと考えるならば不可能ではありません。

それからシーズン終盤にわざと負けるチームが出るという意見ですが、MLBやNFLでも見込みの無くなったチームではシーズン終盤にベテラン選手を休ませて若手を起用するぐらいのことは当然やっています。しかしやる気を失ったベテランや外国人を使うぐらいならば出場機会を渇望していた若手の方が活躍することもあるでしょう。例えば今年、シーズン終盤に横浜の高卒新人・真下投手が巨人戦でプロ入り初先発しましたが横浜は巨人を優勝させる為に高卒新人を先発させたなんて言う人はいないでしょう。そして仮にドラフトがウェーバーであっても横浜が(ドラフト狙いで)手を抜いたなんていう人はいないと思います。実際に真下投手は好投して巨人に痛い黒星を付けています。ドラフトの為にわざと負けるなんてことは殆ど考えなくてよいと思います。
112 名前:通りすがり:2010/10/17 13:06
参考までにNFLではドラフト権のトレードは日常茶飯です。以下に今年の4月に行われたドラフトの結果があります。



例えば1巡11位の指名権は

>11 San Francisco (from Chicago thru Denver)

と書かれていますがこれは元々シカゴが持っていた指名権をデンバーにトレードし、さらにデンバーがサンフランシスコにトレードしてサンフランシスコが指名権を行使したという意味です。32の1巡指名権の中で元々指名権を持っていたのと異なるチームが指名権を行使したケースが11もあります。1巡1位の指名権がトレードされることもしばしばあります。先に書いたマニング選手のトレードもその例です。

私は基本的にドラフトをファンを楽しませる為のイベントとする考え方には賛成しません。プロスポーツは基本的に試合でファンを楽しませるべきだと思っていますがNFLのドラフトが派手なトレードの要素を含む為にマスコミやファンからさらに注目を集めることになっているのは確かだと思います。
113 名前:匿名さん:2010/10/17 13:31
現行のドラフトは賛成ではありません。
企業の努力なしでくじ引きで選手の人生を決めるのは、あきらかにおかしいですね。では、ウェーバー制度がどうか?ですが、結局は選手が行きたくない球団に行く事になります。
やはりFAの短縮が最優先かな?5年位で取得させればどうでしょう。
114 名前:匿名さん:2010/10/17 15:28
交渉権のトレードを認めた場合の利点としては、即戦力が欲しい球団やFA選手の引きとめのための資金が欲しい球団にも利点があると思う。即戦力が欲しいのなら別にドラフト指名選手じゃなくてそのトレードで取ってきた経験豊富な選手でもいいし、FA選手を抱えた球団は新人選手を取るよりも資金を得る方が良い場合もある。要は、ドラフトが単なる新人獲得だけではなくオフの補強やFA引止めの手段となり選択の幅が広がるという利点がある。
どこにトレードするかについては、契約前のドラフト指名選手の希望も当然あるから選手の同意書がないとトレードできないというルールにすればよい。
ドラフトの目的はあくまで戦力均衡なわけで、入団拒否された球団が補強資金や見返りの選手を得られるとすればむしろ現行制度よりも戦力均衡は図れる。
115 名前:通行人:2010/10/18 07:46
 通りすがりさん、まずはこのスレにいらして頂いたこと、ありがとうございます。

>自由競争であってもドラフトの制度がどんな形であっても同じでしょう。

 ちょっと私の文章表現の問題がありますが(「一番重要」という言葉)、ある選手に対して獲得したい球団が複数あった場合、その球団を選ぶ権利は誰にあるのか、と考えてください。
 自由競争では、選手にあります。
 しかし交渉権トレードでは、あくまで交渉権を有している球団にあるということです。
 この一点で、既に「選手側の希望」が通る可能性は段違いだ、ということです。

>MLBやNFLでも見込みの無くなったチームではシーズン終盤にベテラン選手
>を休ませて若手を起用するぐらいのことは当然やっています。

 その行為に、明確な特典があるのか無いのか、ということを問題にしているのです。
 NFLは正直知りません。
 MLBでは、完全ウェーバーであっても、事前交渉によってドラフト指名が決まっていくのが現実ですから、ペナント終盤で順位が落ちても基本的に有利な点は無いのです。

 それから真下投手の登板ですが、これを「勝利に向けた最善の起用」と考えているのでしょうか。
 それこそそんなことを考える人は誰もいません「『勝敗を度外視した』次年度以降のための若手起用」だと思うはずです。
 この「勝敗を度外視した」が重要なんです。

 現状なら、シーズン終盤(既にペナントの行方が決まってしまえば)に「勝敗を度外視した」選手起用が行われても誰も何も言いません。
 しかし、順位が下がることによってドラフトで有利になるのなら、この起用が途端に「事実上の敗退行為」に変わるのです。

 あとは枝葉の話なのですが、

>横浜は巨人を優勝させる為に高卒新人を先発させたなんて言う人はいない

 そんなことありませんよ。
 この試合はよく覚えています。私の仲の良い阪神ファンが「横浜、手を抜きやがって」とブツクサ文句を言っていました。
 競ったペナントであれば、「そりゃ横浜はそれで良いかもしれんが、阪神の立場では困る」と思う人がいて当然でしょう。
 その試合に横浜が勝ったのは「結果論」にしか過ぎません。

 別の例を出せば、もう10年以上も前のJリーグの話ですが、ナビスコ杯でスタメンの半数を若手で固めたチーム(チーム名失念)が、「敗退行為」で処罰されました。
 当時の監督は「選手のコンディションの問題もあって、これが現時点でのベストメンバーだ」と主張しましたが、運営側はそれを聞き入れませんでした。
 『積極的な若手起用』と『敗退行為』は表裏一体、明確な区別ができないのです。
 ドラフトのためにわざと負けるとまでは、言わなくても「積極的に勝ちにいかない」ことは100%起こります。
 何故なら、今現在でも「積極的に勝ちにいかない」ことは毎年のように起こっているのですから。
116 名前:通りすがり:2010/10/20 00:28
おそらくどれほど議論を重ねてもドラフトの目的あるいはプロスポーツのあるべき姿などに関して考え方が違うので一致出来ないでしょうね。
私は全てのチームに拮抗した戦力があり、毎年何処が優勝するのか分からないスリリングな優勝争いを見たいと考えていますし、通行人さんは自分が贔屓しているチームが巨大戦力を擁して毎年圧倒的に勝ち続けるのを見たいと考えているのです。


あまり関心が無いので詳しくありませんが、例えば欧州のサッカーリーグなどはドラフトが無く、選手獲得は全て自由競争。それどころか財力のあるチームが財力の弱いチームから有望な選手を移籍金を払って獲得してオールスター軍団を作り上げるというスタイルになっているはずです。弱小クラブは強豪チームに養成した選手を高く買って貰うことで経営を維持しているような状態です。

こういうプロスポーツも見たいと思う人がいるから成立しているのだとは思いますが、私はこういうお金で勝利を買うようなプロスポーツには魅力を感じません。私が最も魅力を感じるのはNFLのようにウェーバー制のドラフト、FA移籍があれば補償のドラフト権、収入を全てリーグが管理して各チームに配分することとサラリーキャップ制度によって各チームの年俸総額も同じレベルに揃えるなど戦力均衡策が徹底している為に各チームの戦力に差がつきにくいプロスポーツなんです。財力よりもGMや監督の戦略・手腕が大きくモノを言うスポーツなんです。私が個人的に日本のプロ野球に関心を失いつつあり、日本人選手が全くいなくてもNFLを見たいと感じる大きな理由がここにあります。

最後にプロバスケットのNBAのドラフトを紹介します。NBAの場合もドラフトは原則ウェーバー制ですが、各チームの選手枠はたったの12人です。その為にシーズン終盤に優勝争いから脱落したチームでも若手にチャンスを与えるなんてことが出来ません。その為にベテランが無気力な試合をしてドラフト狙いで意図的に負けたのではないかといった批判が出たこともありました。この問題に対する答えとしてNBAのドラフトには一部抽選制度が導入されています。プレーオフに進出できなかった14チームが抽選に参加して1巡1位から3位までの3つのドラフト権だけについて抽選で割り当てるのです。残りは全てウェーバー制度です。これで意図的に試合に負ける意味が薄くなるという訳です。
これがベストな方法だなんていうつもりもありませんし、選手数の多い野球ではわざと負けるなんてことは起こらないと信じていますが、こういうアイデアもあるのです。
117 名前:通行人:2010/10/20 07:47
>私は全てのチームに拮抗した戦力があり、毎年何処が優勝するのか分から
>ないスリリングな優勝争いを見たいと考えていますし、通行人さんは自分
>が贔屓しているチームが巨大戦力を擁して毎年圧倒的に勝ち続けるのを見
>たいと考えているのです。

 はい、一方的な間違った認識はご勘弁ください。
 私は「完全ウェーバーでは(新人選手の入団配分・調整では)、戦力は均衡しませんよ」ということを、何度も何度も言い続けているのです。

 自由競争で有名新人選手10人を獲得できた球団と、無名の選手3人しか獲得できない球団があったとしたら、それは前者の球団のほうが強くなる可能性が高いことは事実でしょう。
 しかし、私はドラフト制度推奨論者です。「戦力均衡を考える上で、新人選手獲得の際にはドラフト制度を導入し、新人選手獲得機会の公平化さえ図ってしまえば、それ以上の有利不利は発生しない(完全ウェーバーの必要は無い、むしろ完全ウェーバー導入における不利益が多い)」という主張なのです。

>NBAのドラフトには一部抽選制度が導入されています。プレーオフに進出で
>きなかった14チームが抽選に参加して1巡1位から3位までの3つのドラフト
>権だけについて抽選で割り当てるのです。残りは全てウェーバー制度です。
>これで意図的に試合に負ける意味が薄くなるという訳です。

 私の知らないことを教えていただき、感謝しております。また持論を正当性を裏付ける事実が出てきました。
 つまりは「抽選(あるいはくじ引き」を導入することが、ドラフトで有効だということですね。
 やはり、いらぬ八百長論議を巻き起こさないためにも、「くじ引き」というドラフトの方法は非常に有効なようですね。

 本当に「全てのチームに拮抗した戦力があり、毎年何処が優勝するのか分からないスリリングな優勝争い」が見たいのなら、FA制度のほうをどうにかするべきです(現実問題としては無理でしょうが)。
 「戦力均衡」という美辞麗句に酔い、しかしながらこれに何の寄与もせず、弊害ばかり出てくるであろう完全ウェーバーを推奨し、FA短縮で各球団の戦力バランスが崩れることを容認する。
 本当に何が言いたくて何がやりたいのか、私には全く理解できません。
118 名前:匿名さん:2010/10/20 08:21
私は巨人ファンですが、見ていてとても興味深い議論ですね。
大変説得力もあり、多少自分の希望とは違ってもこういうご意見はウエルカムです。

実は私はいけないこととは知りながら、今年のペナント終盤に失速して3位になったことをある部分ではひそかにほくそ笑んでいます。
というのは今年の巨人を見ていると明らかに柱になる若い投手がいない事が敗因の一つでした。
そこでドラフトで良い投手を取る必要がありますが、今年はドラフト豊作の年であり、有望な投手を二人採れる可能性が出てきたからです。
でも、何か違うなと思うわけです。
応援するチームの勝利を100%喜ぶのが本来の野球を楽しむ姿のはずだからです。
その意味でもウェーバーには賛成できません
119 名前:匿名さん:2010/10/20 08:46
119ですが、誤解のないように付け加えておきます。

ドラフトで人気の選手が成功するとは限りません。
しかし指名順位7番目と11番目では希望の選手が採れる確立は大きく違ってくるのは事実です。
完全ウェーバーでは優勝もクライマックスも関係なくなれば、順位が上がる事は痛しかゆしで素直に喜べないといった人も出てくるのではないでしょうか。
120 名前:匿名さん:2010/10/20 11:17
巨人のアマチュア向け他球団拒否マニュアル「だから巨人。」

>巨人のスカウトマンたちがドラフト候補生を抱える高校、大学、企業関係者に配布しているのである。
>こちらから「見せてくれ」と頼んでみたが、「別に止められたわけではないが、今回は…」と断られてしまった。
>「巨人サンが会社案内書を配ってるって? 数年前からじゃないかな。
> 今年に入ってから、もっと中身の濃い改訂版を出したとは聞いていましたが。どの球団も大変ですからね」
> ライバル球団の中堅スカウトがそう言う。
121 名前:匿名さん:2010/10/20 12:45
ヤクルトがキャスター転進を約束して斎藤を囲い込もうとした話とどう違うんだろ。




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